レポートや報告書などの書き方、考え方、表現の仕方などの教科書。
最初の30秒で大体のことをを読み手に理解させるように努力する。 そのために、導入部分はストーリー形式にするとよい。 まず、「状況(Situation)」を説明し「複雑化(Complication)」を記述し、それから生じる「疑問(Question)」を記述する。 そしてその疑問に対し、本文で「答え(Answer)」を与える。
読み手が集中しやすいストーリならば、読み手は先に進みやすい。 「状況」の記述は主題に関する記述から始める。 読み手が「なるほど。確かにそう言えるだろう。それで何なの?」という次の「複雑化」へ進むきっかけを作る。
複雑化とは疑問の引き金になる。
疑問は「どうすればよいか?」「解決方法を実行するにはどうすればよいか?」「それは正しい解決方法か?」「なぜ効果が無かったか?」の4つに分類される。
順序には、時間の順序、構造の順序、度合いの順序がある。
表現の方法は ・ヒエラルキー型の見出しをつける ・ポイントに数字番号や下線を付す ・数字インデックスの見出しをつける ・インデントで文章グループを右寄せする ・ドット、ダッシュで箇条書き構成をする がある。 常に読み手にわかりやすいくすることを念頭に置く。