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人生の成功とは何か 最期の一瞬に問われるもの

人生の成功とは何か 最期の一瞬に問われるもの

以下要約抜粋

人生には三つの思想がある。 最初は「勝者の思想」 人生を競争と考え、その競争で勝者になることを人生の成功と考える。 「生き残り」「サバイバル」「勝ち残り」 この思想の限界は、勝者は一握りという点である。 誰かが勝てば、誰かが負ける。 誰かが得れば、誰かが失う。 勝者になっても成功の喜びを感じられない。 なぜなら、競争は果てしないから。 競争し、勝ち続けることが求められるから。 それ故、精神の荒廃が起きる。 敗者への不安から驕りがでる。 精神の荒廃から人間関係の疎外が生じる。

この思想から一歩成熟した思想は「達成の思想」 「目標」を定め、「達成」する成功に喜びを得る思想。 喜びの奪い合いから、喜びの高め合いへ変わる。 切磋琢磨という言葉通り。 他人の目による評価から、自分らしさの表現になる。 しかしこの思想も限界がある。 「夢」や「目標」は、必ず達成されるとは限らない。 「運」も必要。 また、人生は続く。 「夢」「目標」を達成した後はどうするか。 新しい「夢」「目標」を立て続けて行くしかない。

ではどうするか。 さらに深化した「成功の思想」がある。 人生の「困難」と格闘することによって人間として成長し続ける。 この人生を一生懸命居きるのは競争の勝者になることでもない。 目標を達成することでもない。 人間を磨き、成長していくためである。

困難の意味がどうなか。 達成の思想ならば挫折や敗北感を感じる。 成長の思想ならば「糧」となる。

なぜ人は夢を描き、抱くのか。 困難に挑戦できるから。 困難に挑戦し、苦労を味わい、成長することができたなら、それは「最高の報酬」

「成長の思想」とは「最高の報酬」を見つける思想。

「勝者の思想」における「強さ」は人生の競争の勝利する強さ。 「達成の思想」における「強さ」は掲げた目標を成し遂げる強さ。

「成長の思想」における「強さ」は定義が変わる。 「必ず勝利する」「必ず達成する」強さではない。 「必ず成長する」という強さ。 何かを掴み、必ず成長する。